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03月06日-02号

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  1. 東温市議会 2015-03-06
    03月06日-02号


    取得元: 東温市議会公式サイト
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    平成27年  3月 定例会(第1回)        平成27年第1回東温市議会定例会会議録 第2号            平成27年3月6日(金曜日)---------------------------------------議事日程 第2号日程第1 会議録署名議員の指名(2番 松末博年議員、3番 丹生谷美雄議員)日程第2 報告第1号 東温市新型インフルエンザ等対策行動計画の作成について       (質疑、受理)日程第3 議案第1号 平成26年度 東温市一般会計補正予算(第6号) 議案第2号 平成26年度 東温市公共下水道特別会計補正予算(第3号) 議案第3号 平成26年度 東温市水道事業会計補正予算(第3号)       (質疑、討論、表決)追加日程第1 議案第12号の訂正の件       (訂正理由の説明、表決)日程第4 議案第4号 平成27年度 東温市一般会計予算       (質疑、委員会分割付託) 議案第5号 平成27年度 東温市国民健康保険特別会計予算 議案第6号 平成27年度 東温市後期高齢者医療特別会計予算 議案第7号 平成27年度 東温市介護保険特別会計予算 議案第8号 平成27年度 東温市ふるさと交流館特別会計予算 議案第9号 平成27年度 東温市簡易水道特別会計予算 議案第10号 平成27年度 東温市農業集落排水特別会計予算 議案第11号 平成27年度 東温市公共下水道特別会計予算 議案第12号 平成27年度 東温市水道事業会計予算 議案第13号 東温市組織機構再編に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について        〔参考〕一括条例による改正内容         ・第1条 東温市部設置条例の一部改正         ・第2条 東温市水防協議会条例の一部改正         ・第3条 東温市交通安全対策会議条例の一部改正         ・第4条 東温市職員定数条例の一部改正         ・第5条 東温市環境審議会条例の一部改正         ・第6条 東温市都市計画審議会条例の一部改正 議案第14号 東温市行政手続条例の一部改正について 議案第15号 東温市総合計画策定条例の制定について 議案第16号 東温市附属機関設置条例の一部改正について 議案第17号 東温市地域審議会の設置に関する条例の廃止について 議案第18号 東温市教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例の制定について 議案第19号 東温市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について 議案第20号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について        〔参考〕一括条例による改正対象例規         ・第1条 東温市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正         ・第2条 東温市教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正 議案第21号 東温市特別職の職員等の給与の特例に関する条例の一部改正について 議案第22号 東温市地域振興基金条例の制定について 議案第23号 東温市青少年問題協議会条例の一部改正について 議案第24号 東温市子ども・子育て会議条例の一部を改正する等の条例の制定について        〔参考〕一括条例による改正等の内容         ・第1条 東温市子ども・子育て会議条例の一部改正         ・第2条 東温市次世代育成支援対策地域協議会条例の廃止 議案第25号 東温市保育所条例の一部改正について 議案第26号 東温市子ども医療費助成条例の一部改正について 議案第27号 東温市介護保険条例の一部改正について 議案第28号 東温市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 議案第29号 東温市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について 議案第30号 東温市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の制定について 議案第31号 東温市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例の制定について 議案第32号 東温市斎場条例の一部改正について 議案第33号 東温市農村環境改善センター条例の一部改正について 議案第34号 東温市景観まちづくり条例の制定について 議案第35号 東温市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について 議案第36号 新市建設計画の変更について 議案第37号 土地改良事業に係る計画の概要について        (質疑、委員会付託)日程第5 請願第1号 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める請願書 請願第2号 住民の安全・安心を支える国の公務・公共サービス体制の充実を求める請願書 請願第3号 「手話言語法(仮称)」の早期制定を求める意見書の提出を求める請願書(委員会付託)---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり---------------------------------------出席議員(16名)  2番 松末博年            3番 丹生谷美雄  4番 山内数延            5番 渡部繁夫  6番 森 眞一            7番 相原眞知子  8番 永井雅敏            9番 酒井克雄 11番 丸山 稔           12番 近藤千枝美 13番 安井浩二           14番 大西 勉 15番 三棟義博           16番 山内孝二 17番 伊藤隆志           18番 佐伯正夫---------------------------------------欠席議員(0名)---------------------------------------説明のため出席した者の職氏名 市長         高須賀 功  副市長        大西 裕 教育長        菅野邦彦   総務部長       伊賀悌二 市民福祉部長     水田一典   産業建設部長     丹生谷則篤 消防長        大北榮二   会計管理者      池田典弘 教育委員会事務局長  中矢 淳   総務課長       安井重幸 企画財政課長     佃 一彦   税務課長       森  定 社会福祉課長     加藤厚志   保険年金課長     門田千志 健康推進課長     白戸 隆   市民環境課長     池川英信 産業創出課長     永野昌二   農林振興課長兼農委局長                              堀内 晃 国土調査課長     高木仁志   まちづくり課長    池田裕二 下水道課長      大森忠昭   水道課長       森 知男 学校教育課長     高須賀広一  生涯学習課長     高市圭二 学校給食センター所長 野中 忍   川内支所長      田井淳一 消防次長       野中 環   監査委員       安部修治 監査委員事務局事務局長            菅野尚人---------------------------------------職務のため出席した事務局職員の職氏名 事務局長       青木隆弘   事務局次長      渡部明徳---------------------------------------               午前9時31分開議 ○山内孝二議長  定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 それでは、日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。 2番 松末博年議員、3番 丹生谷美雄議員、以上の2名を指名いたします。 それでは、日程第2、報告第1号を議題として質疑を行います。 報告第1号 東温市新型インフルエンザ等対策行動計画の作成について、質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) これをもって質疑を打ち切ります。 本件について以上で審議を終了し、受理することといたします。 次に、日程第3、議案第1号ないし議案第3号を一括議題として質疑を行います。 質疑は議案番号順に行います。 それでは、議案第1号 平成26年度東温市一般会計補正予算(第6号)について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第2号 平成26年度東温市公共下水道特別会計補正予算(第3号)について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第3号 平成26年度東温市水道事業会計補正予算(第3号)について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) これをもって質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 議案第1号ないし議案第3号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。 これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 以上で討論を打ち切ります。 それでは、採決を行います。 採決は分離して行います。 議案第1号 平成26年度東温市一般会計補正予算(第6号)について、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) 全員起立。議案第1号 平成26年度東温市一般会計補正予算(第6号)について、全員起立で本案は原案のとおり可決いたしました。どうも失礼いたしました。 次に、議案第2号 平成26年度東温市公共下水道特別会計補正予算(第3号)について、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) 採決を確定いたします。 全員起立。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第3号 平成26年度東温市水道事業会計補正予算(第3号)について、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) 採決を確定いたします。 全員起立。よって、本案は原案のとおり可決されました。 本日、高須賀市長より3月3日に提出されました議案第12号 平成27年度東温市水道事業会計予算について、訂正の申し出がありました。 お諮りいたします。 この際、議案第12号の訂正の件を日程に追加し、追加日程第1として議案といたしたいと思います。 これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第12号の訂正の件を日程に追加し、追加日程第1として議題といたします。 それでは、訂正理由の説明を求めます。 ◎森知男水道課長  議案第12号 平成27年度東温市水道事業会計予算について、訂正理由の説明を行います。 本日、配付させていただきました訂正資料をお願いいたします。 水道事業会計予算書の3ページと4ページの訂正でございます。 第5条、債務負担行為については、債務負担行為の設定の必要がないため、これを削除し、以降条項について、第6条を第5条に、次のページの第7条から第9条をそれぞれ各1条ずつ繰り上げる訂正をお願いするものでございます。 以上で、議案第12号の訂正理由の説明を終わります。まことに申しわけございませんでした。よろしくお願いいたします。 ○山内孝二議長  訂正理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第12号の訂正の件を承認することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第12号の訂正の件は承認されました。 次に、日程第4、議案第4号ないし議案第37号を一括議題として質疑を行います。 質疑は議案番号順に行います。 なお、各議案について、それぞれ所管する委員会に付託して審査する予定でありますので、それを前提に質疑をお願いいたします。 それでは、議案第4号 平成27年度東温市一般会計予算について質疑はありませんか。 ◆山内数延議員  それでは、私のほうから市民税、普通交付税、そして地域振興基金、この3点についてお聞きいたします。 まず、予算書の15ページ、市民税の個人税ですが、本年度は前年度と比べて1,400万円減額となっております。その説明資料のほうを見ますと、均等割は人数としては51人伸びておりまして、その分だけ均等割は金額が伸びておりますが、一番大きなウエートを占める所得割、これが納税者義務者数は53人ふえているのにもかかわらず、課税標準額では1億5,800万円、さらに減額になるし、それに基づいて収入見込額は1,420万円となっております。今、安倍政権になってからアベノミクスということで、かなり景気対策にシフトを移していろんな施策をとっておられますが、税収が下がるということは、税務課長さんはどのように分析されているか、それをお聞きいたします。 そして、次、予算書の31ページ、地方交付税のうち普通交付税ですが、今年度39億円を見込んでおります。前年度に比べて1億円増となっておるようですが、この交付税につきましては、以前、新人議員の研修のときに交付税制度について勉強させてもらいましたので、それの面からのほうで質問をさせていただきたいと思います。 交付税の算定には、基準財政需要額、これにはいろんな項目がありまして、それに費用単価を掛けて、そして補正係数を掛けて、それぞれ出すようです。そして、それから基準財政収入額、これが地方税収ですけれども、これを引いた不足額が、一応、普通交付税というような勉強を、私の認識しております。そして、今、合併に伴うものとして合併特例債、これの元利償還金の70%ですか、これが交付税のほうに措置されるということですが、これをそれに足す。そして、臨時財政対策債、これは25年度の決算のときに同僚議員が対策債の金額はどのぐらいかと言ったら、私、約65億円というのを記憶しているのですが、それを借りておるようです。それの元利償還金は、交付税措置されるということですから、単純に言えば、その基準財政需要額から出した金額と、そして合併特例債の27年度の元利償還金の70%分、それと財政対策債の27年度元利償還分、これが足したものが今回の普通交付税で、ざっくり言って39億円になるのかなと思っているんですけれども、これの内訳を教えていただきたい。ただ、合併算定がえが東温市は27年度から一本算定になると思いますので、どういう計算になるかわかりませんが、概略でよろしいですので教えていただきたいと思います。 その次に、予算書の82ページ一番下のほうに、これ地域振興費ですけれども、その中の積立金で13億2,500万円を計上しております。これの財源は、81ページ、前のページにありますように、地方債12億5,870万円、そしてあと残り一般財源ですが、この地方債は合併特例債を財源としておるということなので、積立金の95%が地方債の12億5,870万円だと記憶しています。合併特例債は、いわゆる合併してから10年間、合併特例債事業ということで、新市建設にのっている事業に対して本来はついてきているものだと認識しておりますし、5年間延長になりましたから、それはまた5年間はありますし、使途もある程度限定されておりました。合併市町村間の不均衡を是正するとか、均衡を保つためで、そういうようないい方の事業にということですが、今回、この振興基金積立金というのは、使用使途期間というんですか、それソフト事業に充当するということでしたので、そのソフト事業とはどういうようなものを想定しているか、この3点についてお聞きいたします。 ◎森定税務課長  山内議員の市民税の減少についてお答え申し上げます。 マスコミ報道等では景気の回復と報じられておりますが、市民税の90%を占める給与収入については、まだ当市の納税者の皆様の所得の向上は見られておらないという認識を持っております。 また、現在平成26年分の確定申告の相談を承っておるところなんですが、前年、前々年と比較いたしましても、給与の伸びというのは見られておりません。 また、年金についても微減という状態でありますので、なかなか市民税所得割の増収いうことは想定をしておりません。 以上です。 ◎佃一彦企画財政課長  まず、普通交付税の算定でございますが、当初予算で見込みましたのが、議員がおっしゃるとおり、基準財政需要額が約75億円、それで基準財政収入額を約36億円と見込みまして、その不足する額39億円を当初予算で計上いたしております。 この基準財政需要額75億円の内訳でございますが、経常経費の部分とか、あといろいろあるんですけれども、公債費の算入の部分も積み上げとしてあります。公債費の積み上げの中には、議員おっしゃいますとおり、臨時財政対策債と合併特例債の算入額も当然含まれております。それで、その内訳でございますが、臨時財政対策債、これについては26年度末の起債の残高が約58億2,500万円とありますけれども、これに対して平成27年度の元利償還金、返済額が約4億200万円ございます。それに対する27年度の交付税のその需要額への算入見込みとしては約4億3,400万円、返済額以上の交付税措置が現状としてあるという状況になっております。 それと、合併特例債のほうになりますけれども、26年度末の現在高が約13億円になっております。27年度に元利償還金として返済しますのが約2億3,400万円、これに対する27年度の交付税措置の予定として約1億6,600万円、元利償還金の約70%となります。 それと、一本算定との関係ですが、27年度から合併算定がえの特例が11年目になりますので、11年目から15年目にかけて段階的に縮減されてまいります。今までは、26年度でいえば、その合併算定がえの特例が26年度で約6億円程度ありましたけれども、それが27年度から段階的に、27年度では1割削減されるということで、それも今度若干の見直しがされまして、それも提言するような形にはなろうかと思いますけれども、27年度の算定については、実際算定してみないと結果としてはあらわれてこないので、ちょっと今はそういうような状況でございます。 それと、地域振興基金の件でございますが、まず使える期間でありますけれども、13億2,500万円の基金を造成しまして、その基金を充当して使えるというのは、基金が残っとる限りずっと使えはするんですけれども、充当可能な範囲としては、その使える前年度末までに借金の返済が終わった分を充当できる、そういうような形になります。今言いましたように、使える期間としては、基金の残高がある限りそれは使えます。 それと、あと使途、使い道でありますけれども、一応この基金については何にでも使えるというものではございません。ソフト事業を中心としたものになります。対象となる事業については、新市の一体感の醸成に資するもの、それから旧町単位の地域振興となっておりまして、一体感の醸成に資するものとしては、例えば例示されておりますのがイベント関係の開催費用とか、新しい文化の創造に関する事業、あと民間団体への助成、それと旧町単位の地域振興関係では地域行事の展開とか、伝統文化の伝承に関する事業、あとコミュニティー活動への助成とか、こういったものにも使えることになりますけれども、具体的には個々の事業を計画したときに、その基金の対象となるのかというところを検証していくことになろうかと思います。今後、重点的に取り組むこととなります地方創生関係関連の事業にも活用は十分できるものと考えております。 以上です。 ◆山内数延議員  ありがとうございました。 そして、地域振興基金、やはり地域、本当に振興ですということをよくわかりました。 最後に、個人市民税のことなんですけれども、やはり国のほうはかなり景気がよくなっているように言われている、地方まではやっぱり回ってまだきていないというように解釈されます。今、さっき、税務課長言われましたが、確定申告を実施しておりますよね。確定申告はいわゆる自営業者、特に商工業者の方は青色申告をされているかと思うんですが、農業所得の合算が主ではなかろうかと思うんですけれども、26年産の米価の急落、かなりきておりますが、その確定申告をしていて農業所得の状況はどうですか、どう見ていますか。 ◎森定税務課長  26年産の米価の下落によりまして、農業所得につきましては、皆さんそれまでプラスであった方がマイナスと、減価償却と経費引きましてマイナス所得になる方がかなりいらっしゃいます。東温市の農家の方々は米価、水稲栽培が中心でございますので、申告とりましても、米価の下落により農業所得が下がったということを、申告に来られた方もそういうふうなことを言われます。確かに、数字上も低下しておると思います。そういうことがまた課税標準にも、課税計算の際、影響してくるものと思われます。 以上です。 ◆山内数延議員  最後に、市長にお尋ねいたします。 今、税務課長が言われましたように、税収の動向は景気がどうなっていくかがよく見えてくる数値が税収だと思います。それで、今言ったように、まだ地方では景気が本当に上がってきていない、そんな折、安倍政権のほうで地方創生ということが、地方の活性化、地方創生ということが出てきました。そして、先ほど可決されました26年度補正予算の中にも総合戦略基本計画ですか、これを策定していって地方を起こしていこうというようなことでございます。市長、行政経験が豊富であるし、そして市長の宝である人脈を持っておられるし、それで優秀な職員がおいでます。職員は、日々市民と接して、いろんな話を聞いております。これらを生かせるような基本計画をつくっていただきたいと思います。コンサルに委託する、これは調査等はコンサルでないとだめだと思いますけれども、いろんな情報は職員から上げていければ、本当に子供からお年寄り、障がい者から商工業者、農業者、いろんな人と接して、話を聞いておりますので、職員の情報は私は豊富だと思っております。そのあたり、市長、基本計画を立てるに当たって、どのように考えておられるか、一言だけお願いいたします。 ◎高須賀功市長  お話しのとおり、地方創生については、東温市の重要な課題だと、このように思っております。26年度に幸いして、26年度に若手職員プロジェクトチームを検討させました。そして、機構改革初めいろんな面で何でもいいですから提案してくださいと言ったら、すばらしい提案もいろいろあった、それを施策に反映させたことも27年度であると思いますが、27年度におきましても、この人口、あるいは地方創生に大きな課題がないかということで、プロジェクトを立ち上げたんですが、それを若手もそこら辺に提言させていただいて反映させたいなと。特に、職員のこといろいろ言いましたが、今回のこの戦略ビジョンをつくるのには、産学金の労働分野の分も入れなさいというような国からの指示もございます。大体今まで産学金、金融機関ですね、これらをやっておるのですが、労働組合の方のご意見も反映し、さらに今言われました優秀な職員の提言も踏まえて総合戦略を策定したと、このようにも思っておりますので、職員の方にもさらにハッパをかけたい、このように思っております。 以上です。 ◆大西勉議員  5点ほどお願いをいたします。 まず、83ページ、社会を明るくする運動推進委員会委員13名、10万4,000円ですか、これのどのような人材を想定されておるのか、また、社会を明るくする運動推進大会講師派遣委託料、これはどこのどのような方を想定されておるのかお尋ねをしたいということと、あとは110ページ、くすのき児童クラブ建設工事設計業務委託料ということは、これ建設に向かって粛々とと進んでおることと存じますが、大体どれぐらいの時期に完成をするのか、それをお尋ねいたします。 そして、131ページ、地球温暖化対策機器設置費、これ説明あったと思いますけれども、これをいろんな震災とか、それが想定されておりますけれども、事業用、今たくさん事業用の太陽光設置ができておると思いますけれども、これを災害のときに停電になってしまうと、太陽光から直接、例えば最寄りの公共施設とか、各家庭に送ることができる装置が今つくられておるわけですが、そのようなことも想定されておるのかどうか、災害のときの電気の供給システムについてお尋ねをいたします。 そして、国土調査なんですが、144ページ、国調も粛々と進んでおって、近々全部完了するということでありますけれども、その筆界未定で、僕、前もちょっと質問もしたんですが、筆界未定にはいろんなトラブルの原因があろうと思いますが、そのトラブルの解決方法、これは民事ですからなかなか行政的には難しいのかもわかりませんけれども、そのような事例があり、また解決したような事例があれば、教えていただきたいなと思っています。 そして、補正予算にも出ておったわけでありますが、有害鳥獣捕獲事業、これは、このようなことを言って失礼になるかもわかりませんけれども、社会とか地域、そして農業の発展のためにいたし方ないことかもわかりませんが、命あるものを殺してしまうわけですよね。それで、他地域においてはジビエ工場ですかね、食肉工場をつくったり、猟の専門家をやって、そういう野生動物の料理をして、専門料理店もできておるということでありますけれども、そういうことも今後は、これは売った数だけの予算なのかもわかりませんけれども、そういうことも思想的に、考え方的にやっぱり必要じゃないのかと思うんですが、予算にはこれしか書かれておりませんけれども、そういうことの考えはあるのか、ないのかと、ちょっとその6点をお願いいたします。 ◎安井重幸総務課長  まず、社会を明るくする運動の関係でお答えをさせていただきます。 現在、社会を明るくする運動の推進委員会がございまして、18名の方に委員をお願いしております。委員といたしましては、松山地区保護司会第8分区から2名、松山地区更正保護女性会1名、松山南警察署1名、区長会1名、教育委員会1名、校長会1名、PTA連絡協議会1名、民生児童委員協議会1名、青少年問題協議会1名、青少年補導委員会1名、老人クラブ、婦人会、母子寡婦福祉会、社会福祉協議会、ライオンズクラブ、人権擁護委員協議会からそれぞれ1名の方に委員をお願いしております。 続きまして、大会の講師でございますが、26年度は元警視庁にお勤めの女性の方、青少年の犯罪防止に携わっている方を講師にお招きをいたしました。とてもお話の上手な方で、有意義な講演が行われたと思っております。27年度につきましても、前回は日本綜合経営協会というところに講師登録をされている方を派遣していただきましたが、一応、こちらの協会のほうからの派遣、また、できましたら更生保護会の理事長さんのほうにもご相談をさせていただいて、講師のほう当たっていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ◎加藤厚志社会福祉課長  くすのき児童クラブ建設に関するご質問にお答えいたします。 今回、予算を計上させていただいております建設設計委託を4月に早急に行いまして、その実施設計をもとに工事費を6月に補正要求をさせていただき、夏以降、着工をいたしまして、年度末までに建築工事を完了する予定でございます。 以上でございます。 ◎池川英信市民環境課長  太陽光発電に関しては、自立運転機能という装置がついていないと、大規模災害時発電をしませんので、東温市では、家庭用のほうの太陽光発電システムにつきましては、平成25年度から補助要綱を改定しまして、自立運転機能つきのものに限って補助をするというふうにしております。家庭での防災機能が向上しつつあると考えております。 あと、事業用につきましても、大規模なものについては自立運転機能はついておりません。 今後の考え方なんですが、市が設置しているものにつきましても、新設する分については自立運転機能をつけて設置すると。既設のものについても、パワーコンディショナーの更新時に自立運転機能つきのものに更新をかけていくというふうに考えております。 また、事業所で、メガソーラー事業者で1件につきましては、大規模災害時に自立運転機能で発電した電気を電気自動車で運ぶということを表明していただいております。市としても、公用車でプラグインハイブリッドも導入しておりますので、災害時に電気を運ぶ、公用車としての機能のほか、災害時にそういう電力供給ができるような公用車の導入も努めております。これらにつきましては、経済産業省から認定を受けました、とうおん次世代エネルギーパークの中で位置づけておりますので、順次取り組んでまいりたいと考えております。 以上です。 ◎高木仁志国土調査課長  議員ご質問の筆界未定の解決事例ということでございますけれども、議員ご指摘のとおり、筆界未定の原因といいますのが、民民の個人感情であったり、構図が不明な場合の地図混乱地域であったりとか、相続者が県外へ転出しておると、それと高齢化によって境界が確認できないとか、いろんな事例があります。 それで、筆界未定の解決なんですけれども、双方に話し合いの意思があって初めて解決ができるというものでございますので、あくまでも民事でございますので、行政のほうからこうじゃないですかという言い方はかなりできにくいというのが現状でありまして、それができない場合には、今度、個々が法務局のほうへ筆界特定制度という制度がございます。その制度を利用して、申請するというふうな場合もあります。ですから、行政が特に個人の方を呼んで特別に指導するといった事例は余りございません。地権者の方のほうから相談があって初めて解決できるというふうに思っております。 以上です。 ◎堀内晃農林振興課長兼農委局長  鳥獣被害の関係でございますけれども、議員さんおっしゃるとおりに、鹿、イノシシ含めまして捕獲量はかなりふえております。ただ、その捕獲だけで、東温市でどうこうできる量ではまだないと思っておりますが、現在、国・県のほうでも、肉の加工の仕方、例えば牛肉、豚肉であればこういう加工したら売れるよというふうな基準があるわけでございますが、鹿、イノシシについてはないわけでございますけれども、それもつくっていこうかという動きもあるようでございますので、その辺も含めまして、また北条市のほうで、北条猟友会のほうがそういう働きをしておりましたけれども、現在、話は進んでおらないと聞いております。東温市独自は難しいと思いますが、松山流域ぐらいでどういうことができるか、肉の使い方等について今後研究をしていきたいというふうに思っております。 以上です。 ◆大西勉議員  委員構成については適切かなというようなことで、経験者の立派な方がされておるということでありますけれども、講師派遣委託、この前も遠いところから立派な人が来られたということですが、愛媛県にもそういう人材おりましょうし、東温市の中にもおるということで、ちょっと答弁の中でありましたけれども、理事長ですか、同僚議員の佐伯正夫さんがおいででいますけれども、これ足元を忘れてはいかんということですね。よそから遠いところから連れてきて、その飛行機代も要れば何も要るじゃないですか。やはりまずは照顧脚下といいますかね、自分の足元から立派な人がいないのか、相談できる人はいないのかなということをやっぱりまず考えていただいて、これは非常に大事なことやと思いますけれども、その点ちょっとお伺いを、今後の姿勢をお伺いをしたいということが1つ。 委員会が2つやから、何を質問していいやらちょっとわからんのですけれども、地球温暖化のこの事業用のあれですよね、説明答弁受けましたけれども、これですね、私の提案でありますけれども、いろんなところにいろんな、メガ以外にもいろんなところでやっていますよね。ですが、全て全部A発電所、B発電所なんですよね。Aさんがやっておる、Bさんがやっておる単純なものではなくて、四国電力と同じくらいということなんですよね、あれは、発電所ということは。ですから、組合を行政主導でやって、一旦危惧あるときには協力してくるというふうな、先ほど細かな体制というのは聞きましたけれども、そういうことは、横のつながりということがやっぱり非常に大事なことかなと思っておるわけでありまして、その辺、今後の問題でありましょうけれども、これお願いということで、そういうことも必要じゃないかというお願いということで、特段答弁も要りません。 そして、国調の件はよくわかりました。課長がおいるとおりであろうと思っておりますので、なるべく筆界未定を、日本の国ですから、個人の所有がないとか、そういうことでは困りますので、例えばどうしてもいかん場合は、国のものになるんかな、どのようになるんですかね。何もかもやっても解決できなんだとき、10年たっても20年たっても、そのもめた人がもうこの世の中にいなくなって、なかなか解決つかんと、最終的にはどうなるのかということだけ、知識のためにちょっとお伺いします。 有害鳥獣の件でありますけれども、これね、ちょっとこの間もNHKでやっていた、見られましたか。ああいうふうなこともあるんかなと、あれはフランス料理の名人か何かがやっぱりそういうことをやっていて、全国に広めていっておるということで、ああいう方の意見を聞くことも大事なことやないのかなと思ったりしますが、僕はいろいろとそういう有害鳥獣駆除の人を知っているんですが、そういうことをちょこちょこ話しているんですが、これはネットでちょっと出してきたんですが、これ答弁も何も要りませんけれども、ジビエとは狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味するフランス語でありますけれども、ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきた食文化であると。その昔、フランスなどでは、ジビエを使った料理は自分の領地で狩猟ができるような上流階級、貴族の口にしか入らなかった。そのため、フランスでは高級食材として重宝され、高貴で特別な料理として愛され続けてきたと。そこでは、ここが大事なんですね、動物のとうとい命を奪うかわりに肉から内臓、骨、血液に至るまで全ての部位を余すことなく料理に使い、生命に感謝をささげようという精神が流れておるということでございまして、今現在もいたし方のないことかもわかりませんけれども、そういう形のものをやはり広域で相談されて推進をしていただきたいと、そのように思います。 ご答弁要りませんが、最初言いました更生保護会かな、これの答弁ひとつよろしくお願いします。 ◎安井重幸総務課長  更生保護会がことし創立100周年を迎えたということで、理事長さんには大変お忙しいとは思いますが、県内各地におきましても、各ご講演をされていらっしゃるということでございますので、できましたら今回、ことしの東温市での大会におきましても、ぜひ講師をお願いできたらというふうに考えておりますので、今後またお話をさせていただいたらと思います。よろしくお願いいたします。 ◎高木仁志国土調査課長  ご質問の土地の権利がどうなるかということでございますけれども、あくまでも現地での筆の境界が確定できないというだけで、権利的には台帳がそのまま残りますので、権利が失われることはないということでございます。 以上です。
    ◆大西勉議員  何か面映ゆい気もするわけでありますけれども、私、佐伯理事長が新居浜市でやられたときに、ちょっと彼に黙って行ったんですが、あのとき400人近くのホールいっぱいでありましたけれども、非常にわかりやすく説明をしていただけるな、これは非常に大事なことであるというようなことで、やはりこれは広めていかなければいかんということで、彼の恩師の坪内さんがそういうことを提唱されて、彼が継承していくということであります。そのような立派な人材が、東温市においでるということで、この前は市長、副市長ともども、100周年か、奥道後でやりましたよね。あのようなことで、やはり東温市にそういう方がおいでるわけでありますので、私自身も誇りと思って、東温市もやっぱりもっともっと盛り上げていかないと、これはすなわち東温ブランドの一つでもあるんだというふうな、更生保護会の件で、そのようなことでありまして、先ほど課長の答弁聞きましたら、そのような形をとっていただくと。ただ、これはあなたが言っておるだけで、彼が----私はやらんぞと言われたらそのままですから、懇切丁寧に今後接触をしていただいて、立派な会合にしていただきたい、そんなようなお願いをいたします。答弁は要りません。 以上でございます。 ○山内孝二議長  ほかにありませんか。 ◆安井浩二議員  マイナンバー制度についてお尋ねします。 ページが69ページ、番号法対応例規集、次の76ページ、マイナンバー制度対応システム改修、次に89ページ、通知カード・個人番号がマイナンバー制度についての私のわかる範囲の予算なんですけれども、これが市民にとってどういうふうに変わっていく、その変わることについての予算、それと市の業務が変わることについての予算を、市民と市側との流れ、この3つとほかにもありましたらほかのところでも説明してほしい。 それと、これ統一した言葉にならない、全部ちょっと表現が違うんですけれども、そこのところをお願いいたします。 ○山内孝二議長  執行部、答弁を願います。 ◎池川英信市民環境課長  マイナンバー制度なんですが、今年度、通知カードを国のJ-LIS、地方公共団体情報システム機構というところに委託しまして、各個人宛てに発送するという手続をしてまいります。 あと、個人番号カードにつきましては、希望者が申請を出せば、無料で交付していくという。 今年10月からその通知カードを市民全員に発送して、28年1月から希望者に対して個人番号カードを交付していくというようなことを予定しております。 こちらにつきましては、国の補助金で実施していくということになります。 市民環境課が所管するのが、その交付をしていくという作業を所管しておりまして、今後カード自体をどういうふうな利用をしていくかにつきましては、福祉とかいろんな分野で活用していくということになろうとは思うんですけれども、その次の段階でというふうに考えております。 事業名なんですけれども、一応、通称でマイナンバー制度というようなことで言われておりますが、交付金とかの事業名につきましては、国からの制度に基づいて、通知のあった名称を使用しております。 以上でございます。 ○山内孝二議長  引き続いて答弁をお願いします。 ◎水田一典市民福祉部長  マイナンバー制度における市民のメリットというようなご質問があったと思いますけれども、よく言われておりますメリットにつきましては、よりきめ細やかな社会保障給付の実現、所得把握の制度の向上、それから自己の情報や必要なお知らせ等の情報を自宅のパソコンから入手可能、あと事務手続の簡素化、負担軽減、それからまだ発展の可能性がある医療や介護等のサービスの質の向上等にも今後期待されております。 以上のようなことが通常のメリットとされております。 以上です。 ◎佃一彦企画財政課長  76ページのマイナンバー制度対応システムの改修の内容でよろしいでしょうか。 この改修の内容については、まず既存の住民基本台帳システム、あと税のシステム、それと宛名管理システムの連携に伴う設定の変更とか、あと中間サーバーと言われるものがありますけれども、それの連携の設定の関係、それと国民年金と児童扶養手当等の社会保障関係システムの改修経費となっております。 以上です。 ◆安井浩二議員  まず、最初の市民に配るという説明がよくわからない、今のでは。何がどうなって、それでその希望者に対してというのは、ちょっとその辺が説明がわからないということと、何に使用するかはこれからですいうて言われて、企画財政課長はこうこうこういうて今言われたんですけれども、水田部長はそれに対してのメリットなんですけれども、まずはこれとこれとこの業務に対してマイナンバー制度を将来にわたっても使っていく、国保とか、保険とかの社会保険とか、厚生年金とかいう、その具体的なことまず言ってもらって、それに対して市民に通知してこういうふうになってという一連の流れをまず言ってくれんと、今のばらばらに言われて、特に一番最初の市民に対しての、希望者に対して云々いうのが意味が全然わからないんですけれども、もう一度わかりやすく説明をお願いいたします。 ◎池川英信市民環境課長  まず、手順としましては、各個人個人にナンバーが振り分けられるわけですので、これ、国の機関に委託するわけなんですけれども、そちらのほうから今年度10月に市民全員に、あなたの番号はこうこうですという、全市民に対して発送がなされることとなっております。 カードにつきましては、全員ということではなくて、例えば住民基本台帳カードを持っている方なんかがこちらのほうのカードに更新されると。それにつきましては、希望される方だけ審査に基づいて発送するというふうな制度にしておるようです。国では、全国民の約8%が申請するであろうと。東温市のほうにつきましても、住民基本台帳カードの交付状況から推計しますと、約1,000人ぐらいの方が申請されるのでないかと考えております。 以上でございます。 ◎水田一典市民福祉部長  なかなか言葉でご説明してもわかりにくいと思いますので、シートをつくりまして、委員会のほうに提出させていただいて、そこで細かく説明させていただいたらと思います。 ◆安井浩二議員  それでは、担当ばらばらで答弁も難しいもんで、わかりやすい議事内容で、再度説明を委員会のほうでお願いいたします。 終わります。 ○山内孝二議長  ほかにありませんか。 ◆三棟義博議員  総括でお尋ねをしたらと思うんですけれども、環境施策の総合的推進ということで、新しい新規事業で太陽光発電システム定置用リチウムイオン蓄電池等設置助成というのがあるんですけれども、これちょっと具体的に今後進んでいく方向と、それと原発の再稼働云々の問題もあわせて、いわゆる東温市が進んでいく方向を示しているのではないかと思うんですけれども、具体的に説明をお願いいたします。 ◎池川英信市民環境課長  家庭用の再生可能エネルギーの導入支援ということで、以前から太陽光発電につきましては、特に力を入れて取り組んでまいりましたが、国のほうの補助制度が25年度をもって完了しまして、最近やや普及率というか、申請が落ちついてきたというような状況でございます。 一方で、太陽光発電は日中にしか発電しないわけなんですが、蓄電池と組み合わせることで、もっと効率的にエネルギー利用が推進されることで、国等の補助で、県のほうの補助もスタートしておりまして、今後は太陽光発電とあわせて蓄電池、あるいはガスを使った家庭用の燃料電池、こちらのほうの給付を進めていきたいというふうなことで予算計上をしております。 蓄電池、燃料電池のほうも、今、高額ではございますが、国のほうの手当補助もありますし、東温市では1基10万円、県のほうがそのうちの2分の1の補助を交付してくれますので、より太陽光発電等もあわせて効率的な新エネルギーの導入を図っていきたいと考えております。 ◆三棟義博議員  今、蓄電池の助成が20万円ということなんですけれども、元来、蓄電池そのものはどれぐらいされるのですか。 それと、今、太陽光の5万円の補助にしても、各家庭で設置していますけれども、価格的にはかなり高額になって、一般の家庭がすぐ飛びつくようなものではないと思うんですけれども、やる以上はできるだけ一般市民に対応ができるふうに進めていってほしいんですけれども、海外も含めていろんな業者があろうかと思いますけれども、東温市が推奨する業者等も指定して、推進を進めていったらと思うんですけれども、その点どうですか。 ◎池川英信市民環境課長  まず、蓄電池につきましても、約50万円とか、結構まだ高いのが現状でございまして、これにつきましては国のほうも、手元に今、資料がないんですが、手厚い補助事業を予算化しておりまして、ただ効率を上げていくということと、長寿命化をしていくということを、価格を下げていくというふうなことで進めております。 太陽光発電につきましても、現在、補助額は3万円で上限4キロワットの、最大で12万円ということなんですが、こちらのほうにつきましては、急速に価格の低価格化が進んでおりまして、投資額の回収も以前は10年、15年と言われておったわけなんですけれども、最近では六、七年で投資価格を回収できるというふうなところまで価格が下がってまいっております。こちらのほうにつきましては、メーカーの指定とかはできませんので、標準的な規格を整えておれば補助をしていくと。それよりも、さらなる効率アップ等を、価格の低減を目指して普及を促進していくと。ただ、全国的に見ますと太陽光発電システムの普及が急速に進んでしまいましたので、そちらのほうにつきましては、蓄電池等との組み合わせでより効率的なシステム導入を進めていくというふうに考えております。 以上でございます。 ◆三棟義博議員  言われていることはわかるんですけれども、一般市民が本当に取り組みやすいシステム、そういったものがないかどうか、それと業者が、いわゆるメーカーが、各家庭へ委託でやられたりするようなシステムはあるように聞いておりますけれども、何もかも市民に負担をかけるんではなくして、効率のいい、そして市の財政を圧迫しないようなやり方もあろうかと思いますけれども、その辺もっと研究していただいたらと思います。いかがですか。 ◎池川英信市民環境課長  今後、国とかの動向も踏まえまして、より導入のしやすいようなシステム、あるいはより効率的な発電をするシステムとか、価格の低価格化も進めていきたいというように考えております。 ○山内孝二議長  ほかにありませんか。 ◆佐伯正夫議員  36ページ、社会教育施設使用料、滑川の野外活動の件の使用料が1万円上がっておるわけですが、これについて、あそこを8,000万円か9,000万円か忘れましたが莫大な費用をかけてつくったわけです。そして、当初の目的とその目的に沿って今現状がどうなっているか、使用しているか、そしてこれからどういうような考えを持っているか、要するに利用率が悪いんやないかなと、1万円の使用の計上ということは、当初の目的、どういう考えでつくったかということをお聞きしたい。 それから、100ページの手話奉仕員養成研修事業委託料69万2,000円、これについては手話が今まで県だったのが市に移行されたと聞いておりますが、11市あって、今、手話ができていないのが伊予市と東温市というようなことでありました。そんなことで、この委託料はそういう東温市にできるんでしょうかというのが。 それから、123ページ、総合保健福祉センター建設検討委員会、このメンバーをお願いします。 それから、最後ですけれども、155ページですが、とうおんゆったりサイクリング開催事業運営委託料、これ非常に今サイクリングについては県のほうも大変進んでおりますが、市長、どういう考えでこれやっておるか、市長にお願いします。 以上です。 ○山内孝二議長  答弁をされます執行部の人におかれましては、声を出して、手を挙げていただきたいと思います。答弁をすることをしっかり示していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◎加藤厚志社会福祉課長  順番が前後しますけれども、まず手話奉仕員養成研修事業に関しまして、ご説明させていただきたいと思います。 これにつきましては、昨年まで松山市が実施しております手話養成講座に、東温市から3名の枠を確保させていただきまして、そちらのほうで一応対応しておりましたけれども、申し込み者もふえてきまして、そういう団体からの要請もございましたので、平成27年度からは東温市独自でこの養成講座を開始、開催したいと考えております。今現在、広報、ホームページ等でもご案内を差し上げております。4月から年間三十何回の受講回数があると思うんですけれども、それを受講していただく予定でございます。一応10名ぐらいの受講者を、最低10名ぐらいを確保したいと考えております。 以上でございます。 ◎高市圭二生涯学習課長  滑川野外活動研修施設の関係でお答えいたします。 まず、この施設につきましては、平成26年4月から利用開始になっております。当初見込みの使用人数でありますけれども、それにはちょっと到達せずに、現在のところ、26年4月から2月までですけれども、使用利用者数416名の方が利用されております。当初500名以上の考えでおりました。これにつきましては、各小学校の課外授業での利用というものも計算に入れとったんですけれども、実際、キャンプ、その時期に台風が来たりしまして、ちょっと中止になった経緯もあります。 そして、今後につきましては、うちのほうの生涯学習課の事業でありますジュニアリーダー、これはことしもさせていただきましたんですけれども、ジュニアリーダー、わんぱく広場のキャンプ1泊2日で行う予定です。また、市内の小学校、中学校にもまたお願いいたしまして、課外授業、遠足等での利用、PTAの各支部活動で利用していただくと。もう1つ、星空教室をことし9月にちょっと計画はしておりますんで、生涯学習課自体もいろんな面で利用していきたいと思います。また、多方面につきましては、県内の市、町の教育委員会宛てにこの施設のパンフレットを送付いたしまして、今のところ3件ほど問い合わせが入っておるような状況です。 以上です。 ◎白戸隆健康推進課長  総合保健福祉センター建設検討委員会のメンバーでございます。 こちらのほうは、規則のほうで、委員会の構成につきましては14人以内で構成するということで規定をしております。構成委員は学識経験者、それから公共的団体等の代表者、それから市民団体等の代表者等でございます。現時点では、最終的な選任はまだ検討中でございますが、まず学識経験につきましては、市内の医師会、歯科医師会、それから愛媛大学の医学部等を考えております。それから、公共的団体の代表者ですが、区長会、あるいは社会福祉協議会、子ども・子育て会議、教育委員あたりを一応検討しております。それから、市民団体のほうですけれども、とうおん健康づくりの会、それと東温市食育生活改善推進協議会、東温市ボランティア連絡協議会、このあたりを一応検討しております。 以上です。 ◎高須賀功市長  155ページのとうおんゆったりサイクリング開催事業の運営委託料でございますが、これは県と市が連携して取り組んでおります自転車新文化の創造を推進するため、県道の重信川の自転車道と伊予鉄道が、今、自転車を積んでくれて、運んでいただいておりますが、伊予鉄道のサイクルトレインなどを含めまして、東温市ならではのサイクリングイベントを開催したい、そして委託先は観光物産協会にお願いしたいと、このように思っております。 以上です。 ◆佐伯正夫議員  生涯学習課ですね、私が言いたいのは、せっかく立派な施設ができたんですね。非常に雰囲気のいいところであります。環境もいいですね。もっともっとここを小中学生、幼稚園も含めて利用、今の数字を聞くと500人ぐらいですね、9月はゼロ、11月、12月、4月はオープンですけれどもゼロというような形になっておるということに対して、非常に、そういう目的をつくったのに、余りPR不足か、ただつくっただけだというような感じになっておるんじゃないかなと、このように思うんですね。僕は、やはり坊ちゃん劇場へ50万円つけて子供さんを見に行かせるより、ここをお金はつけないでもいいんですが、東温市の施設ですから、もっと子供さんに、あれだけのいい雰囲気を、すばらしい雰囲気ですよ、利用するような方法ができないのかなということと、それともう1つ、この地元以外の方々にも来てもらう方法のPRできないかなと。私はいつも思うんですが、いいものつくってもそれのPRとかイベントとか、そういう宣伝下手だといいますか、利用しないのならつくらないほうがいいんですが、維持費もかなり要ると思いますよ、これだけお金かけておるんですから。それで、今後、もう一度聞きますが、東温市の本当、ブランドでありますから、もうちょっとPRをうまくやって、冬も雪が降って行けなかったらだめですけれども、何かいい方法ないかなと、このように思いますが、もう一度、今後の考え方をお聞きしたいなと思います。 それから、いわゆる手話の問題ですけれども、これも各市やはり早くからつくっとるんですが、東温市だけおくれとるということに対して、非常に僕はなぜかなと、あれほどいい、何といいますか、中央公民館もあって、体育館もいっぱいありますから、私は手話をしよるから、東温市でできとんのかなと思うたら松山市から派遣されておると聞きましてびっくりしたんですが、ぜひこれは講座を設けてやっていただきたい、どんどん前向いて進んでいただきたいなと思います。 それと、総合保健福祉センターの件につきましては、これは昨年来、市長も前向いていただきましたし、私ども議会も委員会をつくって前進のみということで今何回か会議をしながら、両輪で一日も早い、市民のためにやっていただきたいなと、このように思います。 以上でございます。 ◎高市圭二生涯学習課長  滑川の施設の利用につきまして、議員おっしゃるとおりだと思っております。 今後につきましては、私どものほうも、現在もやっておるんですけれども、ホームページ等の有効活用をいたしまして、また広報等でも積極的に利用の推進を行いたいと考えております。 そのようにおきまして、各市内の小中学校がもし利用する場合であれば、市のバスを利用いたしまして、交通の便がちょっと多少バスのところからちょっと離れておりますので、それの送迎も考えていきたいと思っております。今後も利用増進に積極的に努めてまいりたいと思っておりますので、どうもありがとうございました。 以上です。 ○山内孝二議長  ほかにありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ここで10分間休憩をいたします。               午前10時48分休憩               午前11時00分再開 ○山内孝二議長  再開いたします。 ◆大西勉議員  大変申しわけないのでありますけれども、先ほどの更生保護会への私の発言の中で、極めて不適切であろうと思う文言がありますので、以下のように訂正をしていただきたい。 ○山内孝二議長  発言を許可します。 ◆大西勉議員  「-----」というふうな言葉遣いをいたしましたけれども、「忙しい方なので」とかそういうふうな文言に、あの部分を変えていただきたい。----ような心の狭い人ではないので、これは極めて不適切であったなということでございますので、ご了承をお願いいたします。 以上でございます。 ○山内孝二議長  ただいま大西議員より、発言の取り消しの申し出がありました。 お諮りいたします。 これを許可することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。したがって、大西勉議員からの発言取り消しの申し出を許可することに決定いたしました。 再開いたします。 質疑を続けます。 ◆丹生谷美雄議員  予算書81ページになりますけれども、集落支援事業というのが新規事業で掲載をされております。この集落支援事業とはという目的、それから対象となる集落・地域はどういうところか。それから非常勤職員を支援員として専任2人、それから兼任を4名というふうにしてございます。これの組織の内容と、それと実際の事業はどういうことをするのかということをお教えいただいたらと思います。 ◎佃一彦企画財政課長  集落支援事業ということで、27年度からの新規事業として取り組むこととして、予算を計上しております。 集落支援員でございますが、人口減少とか高齢化の進展に伴いまして、中山間地域に特にこういった問題が多いかと思いますけれども、その集落の地域の維持、それから活性化に向けた施策、これらを検討するために新規事業として、集落支援事業として取り組むことといたしました。集落支援員については、地域の事情に詳しい方で、地域づくりの推進に関してノウハウ、それから知見を有した人、これから当たるようなことにはなりますけれども、その方を一応採用いたしまして、集落の巡回とかその集落の状況の把握、それらを行って今後の集落のあり方についての地元の話し合い、そういったことをまとめ上げていただければなというところで計画をいたしております。 それと対象地域ですが、具体的にもうここに決めておるということではありません。中山間地域でそういった状況、困っておるような状況のところに手を挙げてもらって、その地元としても受け入れするかどうかというところもあるとは思いますので、それは27年度になって地域のほうにお諮りしたいと考えております。 以上です。 ◆丹生谷美雄議員  今のお話だと非常にざっくりとして、具体的にどういうところを支援したり、また、協議したりするとかよく見えていないのですけれども、これまた委員会のところでお話が出るかと思いますので、そのときに質問させていただきます。 以上です。 ○山内孝二議長  ほかにありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第5号 平成27年度東温市国民健康保険特別会計予算について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第6号 平成27年度東温市後期高齢者医療特別会計予算について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第7号 平成27年度東温市介護保険特別会計予算について質疑はありませんか。 ◆森眞一議員  介護保険は2000年度から始まって、来年度から第6期が始まりますけれども、保険料が改定されました。見てみると、基準額に対して今までは5段階でしたけれども、今後は第1段階から9段階まで9つに分けられました。それで、今年度までは基準額に対して、第1段階、所得の低い人0.5、それから第5段階、所得の高い人は1.5でしたね。所得の低い人と一番高い人の差は3倍ということだったんですけれども、今度の保険料の改定を見てみますと、第1段階は0.5から0.3に下がっています。第9段階は、基準額に対して1.7というふうに上げられていますけれども、この基準額の差、所得の低い人と高い人の差が3倍から8倍ほどになっていますけれども、審議会か何かそういうところで、もうちょっとできれば所得の高い人に対して、もうちょっと保険料を引き上げる、例えば所得が1,000万円を超えるとかそういう段階まで引き上げたら、低い人の保険料をもっと下げることができると思うんですけれども、その辺の検討はされていないかどうかお聞きします。 それから、来年度から介護報酬が2.27%引き下げられます。施設の介護報酬ほど大きく引き下げられるということで、その辺の介護報酬改定が予算に対していろいろ、予算を組むのに左右があったのかどうかお尋ねします。 それから、要支援1と2の方の介護保険外しが言われていましたけれども、これは2年先送りされたという理解でいいのでしょうか。 以上、3点お願いします。 ◎門田千志保険年金課長  まず1点目の、保険料の段階設定の9段階をもっと多段階にできないかというようなご質問でよろしかったでしょうか。 こちら、第5期計画も国の基準の6段階で設定しておりまして、今度の第6期計画で国のほうから9段階の多段階というのが示されております。現在、第5期ですと、第6段階の方が基準額の1.5倍、基準額が引き上げられることによって今度、多段階になった9段階の方ですと1.7倍プラス保険料の引き上げ分ということで、かなりな負担になってきております。現在9段階の、今の26年度で算出してみますと、第9段階に当たる所得区分の方が約4%程度です。これを議員ご指摘のとおり、例えばもう少し10段階、11段階、所得の高い方についてもう少し高い負担をしたら、皆さんの保険料が、基準額は低くなるのではないかというふうなご質問かと思いますが、わずかな高所得者の方にのみ負担がしわ寄せになって、全体にするとさほど保険料の基準額には影響はないのではないかという考えもございまして、もちろんこの多段階についても介護保険の委員会のほうで協議はしていただきましたが、9段階でというふうな結論でご承認をいただいたところでございます。 2点目の報酬の件が、ちょっと聞き取りにくかったんですけれども。 ○山内孝二議長  確認で発言を。 (何事か呼ぶ者あり) ◎門田千志保険年金課長  これはもちろんぎりぎりではあったんですが、予算編成段階では国のほうからはっきりした、衆議院の解散とかもありまして、なかなか新しい報酬が出ておりませんで旧の報酬で一旦は算出しておりましたが、予算要求もぎりぎりのところで、全体でマイナス2.27%で算出するような指示もございましたので、今回の予算には引き下げられた報酬の内容での予算となってございます。 3点目の、要支援1・2の方の予防給付から訪問介護、通所介護が地域支援事業へ移行する時期についてのお尋ねだったかと思いますが、こちらは条例のほうでも説明させていただきましたように、2年間の延長期間を有効に使って準備の後、29年4月1日からの移行というふうな考え方でおります。 以上でございます。 ◆森眞一議員  保険料は、所得の低い人は所得税がかかりません。やはり介護保険料も、例えば国民年金、収入が5万円とか6万円とそういう低い人にもかかってくる、介護保険の場合は、年間2万5,100円も取られますから、こういう点では先ほど言った、もうちょっと所得の高い人に多く出してもらうということで、低い人が負担がなくなるような、そういうこともぜひ今後考えてほしいと思います。 以上です。 ◎門田千志保険年金課長  全員協議会用の資料で説明するとわかりよいかと思うんですが、ちょっと今、説明できませんので、所得の低い今現在の第1、第2、第3段階、低所得の方が約4割程度いらっしゃいます。本来であれば、ことしの4月からそちらの方については、基準額からより軽減が強化された調整率での保険料をお願いするところであったんですが、消費税の引き上げを見送ったことによって一部の方にのみ4月から軽減強化、あとの残りの方につきましては消費税が引き上げられると同時に、さらなる軽減強化を行うと、これは国のほうからその分については別途、公費がおりますので保険料には影響はないんですが、そういったことで低所得者については軽減の強化は十分図れているのかなと思っておりますので、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。 ○山内孝二議長  ほかにありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第8号 平成27年度東温市ふるさと交流館特別会計予算について質疑はありませんか。 ◆佐伯正夫議員  担当課長にお聞きしますが、私は前に指摘もしましたんですが、経営検討委員会、外部の方を入れて6万円計上を毎回しておるわけですけれども、私はその外部の人がどういう相談姿勢、経営のノウハウを教えてくれたのかなということが聞きたいんですが、簡単に言いますと、マッサージの施設をもとのところから玄関の喫茶店があったところがなくなったので、そこに持ってきた。これは失敗するよと。というのは、お客さんがお風呂に来てマッサージをするのに、やはり人のわからないように大体マッサージするので、利楽においても他の施設においても大体奥にあるんですね。でありますから、これは必ずお客さん減るよと、最後はマッサージする経営者がやめるよというところまで私は話したような記憶があるんですが、これについても有料の方が減っていきよる点はあるんですが、この4年間の、24年、25年、26年の数字を見ますと、24年は180万円、25年は91万円、そして昨年の26年は70万円ぐらいであると。ことしの計上は66万円と、こうしていますね。そういうふうな形で、経営のノウハウというのは難しくないんです。お客さんが求める、お客さんの立場に立って、例えば自販機でも買いよいとこですね。ちょっとした配慮で売り上げはふえるんですよね。年間36万人、30万人以上のお客さんが来とるんですから、そのお客さんが気持ちよく物を買うて、気持ちよく帰っていく。気持ちよくお金を使っていただくという形、これが経営検討委員会の外部のその経営者だったら簡単なことなんですが、その検討委員会は、ではどういう相談をしているのか。私はわからないんですね。だから、全体的に入り口から見ても非常に清潔感がない。これ動線がうまくいっていないんですよね、見よったら。何回もこれ私言いましたよ、過去に。だけれども検討委員会で、市長も言ったかな、外部の人に相談してやるんだと。何も変わっていないですね。検討委員会のメンバーと検討委員会の相談員さんと、検討委員会のその人がどう指示したかお答えください。 ◎永野昌二産業創出課長  まず、ご指摘のリラクゼーションマッサージの設置場所についてでございますが、こちらにつきましてはやはり入館者の減少ということで、売り上げが落ちているということで、業者のほうから設置場所の移転ということが提案されました。それで、ちょうど受付の後ろの喫茶コーナーがあったところがあいておりましたので、そちらのほうに移動したいということだったので、検討委員会のほうでも検討した結果、入って、マッサージの場所がわかりやすいところに移転させてくれということでございましたし、そこの旧の喫茶コーナーの利用についてもいろいろと検討していった中で、それではマッサージをそこに移そうということでしたわけでございます。 ただ、このマッサージの売り上げというのはずっと落ちておりまして、ご指摘のとおり24年度までは毎月15万円の12カ月ということで180万円の収入がございました。それが、利用が落ちているということで、25年度からは毎月の最低保証が5万円ということで、25年度が91万7,000円、今年度ですが予想としては70万円ほどに落ちてきているということでございます。 この設置場所につきましては、やはりもう少し、佐伯議員ご指摘のとおり、奥のほうにとかいうようなことの場所があればよかったんですけれども、何せ狭いところでございます。そのロビー等のレイアウトについてもいろいろと検討している中で、今後また、より使いやすい配置というのも検討していきたいと思っております。 検討委員会では、先ほど申しましたように、狭いながら、また老朽化しているとはいえ、できるだけ清掃も行き届くようなことで、利用者の方に変に汚いなとかいうような思いをさせないように、清潔感をできるだけ保つようにということで努力しているところではございます。検討委員会のほうでも、そういった点につきましては指摘されておりまして、お客様の動線とかお客様の要求というようなこともできるだけ組み入れて、レイアウト、また清掃等についても隅々まで気を配るように努力しております。 以上でございます。 (何事か呼ぶ者あり) 外部の有識者でございますが、中小企業診断士の方と税理士の方、このお二人につきましては下水道使用料の検討委員会にも学識経験者として参画していただいている方でございます。それと市の商工会の会長さん、この3名を外部の有識者ということで、検討委員会においてご意見などを伺っております。 以上です。 ◆佐伯正夫議員  だから、課長に言うても経営はわからんと思いますけれども、やはり指摘されたことを忠実に守ってもらわないかんということが大事じゃないかなと思うのは、やはりせっかく6万円でも計上していきよる、例えば業者が「ここではいかん、変えてください」と言ったら「はい、はい」と変えたらいかんので、やはりよその状況を見て、そしてどこが一番ふさわしいかと。というのは、マッサージはもう特定の人なんですよね、大体が。お風呂に来ている大衆の人が何を求めておるかというのは、一番正面の喫茶店があったところなんかには、そういう皆さんが求めるものを置いたら売れるんですよ、物販でも何でも。マッサージは全員が、マッサージを見てマッサージあるけえ行こうかなんか言えへんですね。マッサージはもう、お風呂ではつきものですから、どこにもありますから。特定の人が、マッサージはお風呂行った方がマッサージしようというわけですね。だから、正面はしにくいんですよね、基本的に。だから、180万円が15万円やったのが、次5万円にしたんだということが、その15万円を5万円にせないかんときに直さないかんですね。どうしたら15万円のお金をもらえるかと。向こうが言うたとおりにやりよったんでは、これは経営にならんですよね。 一番言いたいのは、とにかく扱っている以上、市役所でやる以上、やはりお客さんが満足する、温泉ではみんな満足しとるんですよ。あとは、来た人がいかにいろいろな意味での満足ができるか。温泉だけではない、ほかのものでも満足、サービスよね、結局。清潔、サービス。それはもう無理だとは思いますけれども、従業員の教育なんかでもどこと比べても悪いし、やはり人が来ないのかもわかりませんね、ああいう設備やから、よそと比べた場合。非常にもうそういう、何というか清潔感がないということで、従業員も来んかもわからんね。根本的にこれは変えなんだら、私はいかんと思いますけれどもね。いずれにせよ、一つ一つが惰性で来ておるような感じがしますね。 市長、どない思いますかね、一言だけ。このこと何回も私は聞いていますが、さくらの湯についてはどう思っていますか。市長も前には、外部を入れてやりますと言いよりましたけれども、結果的にはこういう状況なんですね。 ◎高須賀功市長  この間、私も民間の経営者的な発想はない行政マンだったと、このように思っておりますが、いずれにしろ、あのふるさと交流館はもう建って10年以上たっておりますので、私は皆さんとまた今後検討せんといかんですが、指定管理者制度の導入なんかいうことも考えなければならない時期に来ているんではないかと、このように思っておりますんで、27年度にはそれも踏まえて、今の、確かに佐伯議員が言われるような、マッサージ行ったらカーテン閉める、カーテンしたらまたどこにあるやらわからんがと言われるし、これ非常に経営的には難しい問題だろうと思うんですが、そこの大きな問題も含めて検討させてもらいたいと、このように思っておりますので、また議員の先生方にもいろいろな面でサジェスチョンをいただければと、このように思っております。 以上です。 ○山内孝二議長  ほかにありませんか。 ◆酒井克雄議員  関連をいたしますが、ふるさと交流館のこの予算の組み方ですね、昨年もやはりこういった形で組んで、昨年ですかね。27年度も1億5,700万円余りの予算を組んでおられると。これはここ数年来、その金額自体だんだん当初の予算から減ってきておる。これはどこに原因があるかというと、先ほどからお話が出ておりますように、問題は入館者だと、来ていただいておる人がだんだん減っておると。ここ数年来、30万人を切ったことはまずないと思います。昨年からずっとさかのぼって見てみると、35万人から36万人とかいうような入館者の数が出てきておった、そんなように思いますけれども、27年度は何人を見込んで、これこういうふうな予算の組み方をしておるのかと。 そして、それに関連しますが歳出のところですね、141ページの。経営費におきましても当然、昨年より少なくなっていると。要するに、市が今までのように、16年目ですけれども、だんだん予算は少なくなる、こういったことで目に見えたものがあるんでないかなというふうに思うのと、今あの施設で、今までのようなわけにはいかんというのは、終了しなければならない、臨時休業をしなければならない、そのために。そういうことがふえてくる、こういうふうに懸念をいたしますけれども、この予算の組み方をちょっと教えてほしいんですが、いかがなものでしょうか。 ◎永野昌二産業創出課長  この交流館の特別会計ですけれども、まず原則は、いわゆる一般会計からの繰り入れをしない、自分で賄うというのがまず基本で予算編成を行っております。ですから、議員ご指摘のとおり、入館料が主な収入になってまいりますので、入館者が減少してきているということは、当然予算の全体の金額も縮小してきてしまっているというところではございます。今、入館者の減少対策ということで、いろいろと対策を講じているわけでございますが、なかなかこれといった解決策にはつながっていないというのが現状ではございます。 まず、入館者でございますが、今年度は30万人ちょっと、ピンチではございますが何とか30万人の入館者は確保したいなと考えております。来年度、27年度につきましては31万人の入館者を、これはもう目標といいますよりも最低の目標というようなことで、最低でも31万人の入館者を確保するということで、何とか頑張っていきたいと思っております。 以上でございます。 ◆酒井克雄議員  非常に目標は、だんだん下がってきておると。今、入館者が今一番の問題で、中のレイアウトとその他リニューアルの関係なんかも、いろいろ細かいことはあろうかと思いますけれども、来年度31万人を目標に頑張ります、頑張る根拠がないんですね。今、私は課長とか館長とかが怠けておるとかというわけではないんですよ。ないんですけれども、結局我々は見るところはそこ、結果を見て判断しないと何をしよるんやということにやはりなるわけですから、結果を出さんといかんのです。何ぼ目標を立てても。だから27年度はこれ、まだ26年度より下がるんですよ、よもすれば。こうするからこうするというような具体的なものがなかったら、今の流れでそういう30万人、今年度、私は本当に難しい時期で、ここ始まって以来、開館して以来の数字が出てくると思います。そのくらい、今だんだん寂しくなってきておるわけで、今度は出すほう、支出のほうが多くなってきますよ、これから。そういうことを踏まえながら予算を立てていってもらわないと、去年より少なかったからまた少ない予算を組む、ここ数年来そういう予算の立て方で、私はこの予算に賛成しかねるんですけれども、これもさっきちょっと市長のほうからお言葉が出ておりましたが、指定管理制度とかいうようなことも出ておりましたけれども、これも大いに検討すべきです、時期を。私はああいうサービス業は、たびたび今までに申し上げましたけれども、そういうことも踏まえながら、これではいかんでよと、これではいかんでよというふうなことを常にやはりああいう施設は、持っておる限りは考えながらやっていかないと、こういう予算の立て方というのは、余り私は感心した予算の立て方でないし、ちょっとこれを見てみると、予算は減ってくるけれども、あそこで働いておる方々、パートの方々も含めて減ってないんでしょう。出るほうは当たり前に出して、入ってくるのは少なくなってくる。これではやはり成り立っていかんという、私らは懸念をしておりますから、いろいろまたそういうことも含めまして、今後、検討というものは余り好きではないんですが、改善をしていく必要があろうかと思いますが、いかがですか。 ◎永野昌二産業創出課長  運営についてでございますが、先ほども申しましたように、近年の入館者の減少傾向というのはなかなか歯どめがかからない状態ではございますが、さくらの湯のほうは泉質が県内でも一番いいというような評価をいただいておりますので、その良好な泉質の温泉を適正に管理しながら、また老朽化しているとはいいますが、手入れの行き届いた清掃等に努めまして、清潔感を最重視して何とか来館者の減少を食いとめていきたいと考えております。また、支出につきましてもいろいろな削減、節約などにも努めておりますので、出るほうにつきましてもできるだけ節約いたしまして、限られた予算の中ではありますが有効に運営していきたいと考えております。 また、当然サービス面も、従業員のサービスについても、まだまだ従業員の接客については行き届いていないところもございますが、研修等を積み重ねておりますので、そちらにつきましても努力していきたいと思いますので、また議員の皆様も利用されていただいておると思いますので、またお客様の立場からというようなことでいろいろとご指導願えたらと思います。 以上です。 ◆永井雅敏議員  このふるさと交流館につきましては、合併以来いい話が1回も出たことないんですけれども、先ほど市長が本音を言われましたが、皆さんは行政マンなんです。商売人ではございません。だから商売をするのはだめなんですよ。そして、先ほど指定管理者制度にと言いよったけれども、指定管理者制度にしても行政マンが頭に乗ったら何の商売にもならんのです、これ。それで、私は保健施設として活用しよる間は行政マンで構わんのですけれども、もう起債も終わった時点で私は売却を望みますね。もう東温市から手を放したほうがいいです。これ毎年もめるだけの、ごちゃごちゃ言うだけの種ですよ。そこら辺を市長の本音を聞いたけん、これちょうどいいと思って言いよるんですけれどもね。 市長、どう思われますか。手放しますか。まだぐだぐだ持っておきますか。 ◎高須賀功市長  私は、このふるさと交流館については、川内地区の皆さん方には思い入れが非常に強い、このように思っております。それで今まで、初めてきょう指定管理者という発言をさせていただいたんですが、川内地区の皆さん方がちょっと、もうちょっと意向とか何かを把握した後に売却の話とか言えるんですけれども、私の考えでは皆さん方、ここにも酒井議員さんなんかも近所として熱い思いがあるんではなかろうかと、指定管理者いう発言もどうかなと思いましたが、きょうぽろっと漏らしたんですが、まず私のところでは売却ということは頭にありませんでした。そこら辺また川内地区の皆さん、また皆さん方のご意見を聞きながら判断したい、このように思っております。 以上です。 ◆永井雅敏議員  市長、そのように言われますけれども、川内町の皆さんの気持ちも非常に大事だと思います。しかし、これだけ毎回毎回、議会をするたびに、ふるさと交流館でごちゃごちゃ意見が出て、決まった、前を向いた話が出たためしがないんですよね。そうしたら、そういう話が必要でない施設にしてくれませんか。ぜひお願いします。 ◎高須賀功市長  一応、永井議員さんのご要望としてお聞きしておきます。 以上です。 ○山内孝二議長  ほかにありませんか。 ◆大西勉議員  先ほど言われましたように、このふるさと交流館の件に関しましては、毎回毎回出ておると。ただ、私思いますのは、先ほど検討委員さんのメンバーとか、そうした対処の方法とかいろいろ聞きましたけれども、これはやはり山の中に入って魚をとりよるんではないかなというふうな感じがするわけですよね。だって専門家がいないですよ。例えば、ホテルの現状、経営をやっておる人とか、支配人の人とかその人たちが見た、どうしてこのように減ったのかというふうなことと、皆さん方から見た減ったというふうな原因のあり方は、根本的に僕は何か違うような気がしますよね。接客の問題も出ましたけれども、現場へ行かれてなぜ接客が悪いのか。そしてまた、それはもう僕は余り行きませんけれども、行った人に聞くわけでありますけれども。そしてことし、従業員ですか募集ですかね、いつも防災無線から誰かおりませんか、誰かおりませんかと、このあたりでも原因が何かわかっていますか。恐らくわかっていないだろうなと思ったりするわけです。そして30万人になんなん来ておる人の、福祉関係の売り上げとかそれはありますけれども、そこのその人たちの心をつかまえるというような形を、ものをつくったりものを売ったりする、そこの努力がない。 これは、ルーチン作業ではないですね。毎日の日々の変化に基づいて、お客さんの立場に立ってものを考えていかなければ、経営などというふうなことはできないわけです。そして、これ総合的な自分の経営論とかそういうのになってくるかと思いますが、先ほど売却の話も出ましたし、そして指定管理者の話も出ました。指定管理者なんかね、これだけはやってなかって減りよる現状を見て、誰も応じてしませんよ。もう毎月3万円か5万円やったらやっちゃるけれども、何十万というのは嫌だというようなことで、まして売却なんかやったら恐らく上の物のけてくれなどと、こういう話も出てきますよ。それぐらい、やはり今現在、経営が窮状しつつあるなと、道を歩んでおるなということを自分自身で感じるわけですよ。 ですから、やはりもう一度、やけっぱちという言葉は適切かどうかわかりませんが、毎回このようなことが出てくるのはなぜか。やはり成果があらわれていないからなんです。そのような原因があるだろうということでありまして、もう一度、議会の中の意見も密に聞いて、何か行政が選んだ人だけではなくて、もっともっとやはり討議、相談、協議をしていく必要があるのではないのかなと、自分自身で思いますが、この議会の中にも専門家がおりますし、また我々にも、この前もちょっと言いましたけれども、それなりのポジションの方も知っております。全く異質の方ですよ。皆さん方が選ばれた方のね。やはりそういうことも、今後やっていく。もう1回頑張ってやろうというような気持ちが、僕は欲しいと思うんですが、市長の考えですかね、お考えをお聞きしたいなと思います。 ◎高須賀功市長  この問題については、まだまだ皆さん方、お二人だけじゃない、3人だけじゃない、まだまだ議員の中にもいろいろなご意見があると思うので、そこら辺もまたお聞きしながら対応したい、このように思っております。 以上です。 (「原因。なぜいつも人が来ないのか、接客が悪いのか。減った原因を、ちょっと所管なりのお考えをお聞かせいただきたい」と呼ぶ者あり) ◎永野昌二産業創出課長  入館者の減少というのは、最初は松山市近郊、松山市の東側のほうですけれども、にも新たに温泉がオープンしたというようなことで、そちらのほうにお客さんが行っているというようなことが大きな要因というように考えております。議員がご指摘のとおり、これはもう競争でございますので、できるだけこちらのほうに足を向いてもらうように、努力しなくてはいけないんではあると思うんですけれども、それとそのほかの民間の温泉施設につきましても、入館者が減少しているというようなお話も聞いております。ですから、その民間のほうにつきましては、例えば女性にターゲットを絞って施設を整えるというようなことなども努力しておられるみたいでございます。 いずれにせよ、さくらの湯のほうはもう17年たっております。そろそろ大幅なリニューアルというのは必要ではないかなと思っております。これは指定管理をする、しないにかかわらず、リニューアルというのは必要ではないかなと思っております。また、そこのあたりの実施する時期、また先ほどからお話が出ております指定管理の導入につきましても、総合的に検討していきたいなと思っております。 以上です。 ◆大西勉議員  17年たっとる、たっとると先ほどいろいろな方も言っていましたが、道後温泉は何年たっているんですかね。でも、結構はやっていますよね。やはりそれなりのつぼというのがあるのではないのかなということと、職員募集に関しましては、人間関係が中にあるやに聞いております。どこでもですが、朝来たら「おはようございます」から始まって、接客態度、どこのスーパーでもどこのコンビニでもやっておると思います。やはりそこら辺の根本的なものが欠けておるということと、指定管理もいいんですが、やはり僕は思いますけれども、もっとはやらして、はやらして、はやらしてやはりそういう状況に持っていくというふうなことが大事ではないかと思います。 それで、川内は合併して東温市となったわけでありますけれども、我々、酒井議員も三棟議員もよく知っておりますけれども、本当に温泉が出る、そしてこれ議会側が考えたというふうなことにしたわけでありますけれども、あの場所の件にいたしましてもいろいろなことがあって、本当にさまざまな政治的な力引きであるとか、それこそ怒号の飛び交うような会にも私は出席したことがあります。それでできたと、それなりの思い入れがあるわけでありまして、その辺を配慮していただきたい。ちょっと涙ぐむような感じがいたしましたけれども、ですから私もしつこく、さくらちゃんにせんかと、こう言っているわけでありますが、これは意見として特段ご答弁は要りませんので、よろしくお願いをいたします。 ○山内孝二議長  ほかにありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第9号 平成27年度東温市簡易水道特別会計予算について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第10号 平成27年度東温市農業集落排水特別会計予算について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第11号 平成27年度東温市公共下水道特別会計予算について質疑はありませんか。 ◆大西勉議員  194ページの汚泥処理業務委託料でありますが、これは当然の事柄なのでこういう予算が出ておりますけれども、今後やはり接続する方がふえたらふえるほど、これは必然的に伸びていくというようなことがはっきりわかっておるわけでありますけれども、こういうことは考えられませんかね。よその地域のことをネットで出してきたんですが、汚泥の第2次活用ですね、汚泥の第2次活用。それは例えば脱水をして、今は恐らく埋め立てとかそれが中心になっておると思うんですが、肥料であるとかセメント原料に使用されるほか、最近法律が変わりまして、こういうものを固形化して、固めて粉砕して道路のアンダーにも使えるという法改正もできておるということでありますが、それはやはりこういうことを適切に処理しようという社会的な動き、政治的な動きがあるからそのようなことになっているんだろうと、僕は思うわけです。れんがをつくったり、規模がよそより小さいですから、メタンガスがどのぐらい出るかわかりませんけれども、そのガスを活用して発電施設をつくっておるというふうなことでありますが、そういう、これいろいろなところでいろいろなことをやっていますが、ネットを調べていただいたらわかると思いますけれども、そういう考え方、汚泥処理等に関してそういう考え方はございませんか。 ◎大森忠昭下水道課長  下水道の汚泥の処理の現状について、まずご説明させていただいたらと思います。 現在の汚泥の処理の仕方としましては資源の有効利用、これとリスクを避けるという意味から2つの方法で処理をしております。26年度の実績では、1つの処理方法といたしましては、四国中央市のほうにあります民間の再資源化施設のほうに搬出をいたしまして、堆肥の原料としております。これは約5割。もう1つの処理方法といたしましては、東温市内にあります最終処分場のほうへ持ち込みまして、焼却発電の原材料としております。 議員ご指摘の、発生する汚泥をもとにして新たな材料をつくるどうこうとかいうふうな検討までは、現在のところは至っていないのが現状でございます。 以上でよろしかったでしょうか。 ◆大西勉議員  よくわかりましたが、そういうふうなことをよその自治体でも動きがあるとやに聞いておりますので、またいろいろと研究されて資源を大事にしていただいて、資源になりますからね、これね。 それで、お金になっているんですか、この汚泥って。それだけちょっと教えてください。 ◎大森忠昭下水道課長  平成27年度の汚泥の処理委託料の見込みは、3,147万8,000円を見込んでおります。 (何事か呼ぶ者あり) 汚泥の処分費に関しては、費用が発生しているだけで収入はございません。 以上でございます。 ○山内孝二議長  ほかにありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第12号 平成27年度東温市水道事業会計予算について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第13号 東温市組織機構再編に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について質疑はありませんか。 ◆永井雅敏議員  先日、議会が終わってから説明されたんですけれども、市行政組織を再編しますということで説明がなされたが、これによると課が10課ふえておる。なぜ、こんなに課をふやさないかんのか。そして見よりますと、建設課などという言葉を、前はぎょうさん自信を持って廃止されましたが、また建設課を新設しておる。どういうことか。そしてこれの必要性、私らは合併してから市民に言われるのが、職員が多いということを非常に言われて、もっと減らせということを相当言われてきたんですが、これによってまた人が増員されると思いますけれども、そこら辺のリスクも。そして市民が来て、こう課がふえとったら迷う。迷うだけの世界が生じてくるんじゃないかと、今でも迷いよる方がおいでますけれども、今までどおり何で担当をつけた義理で済まんのか、そこら辺の理由がはっきりせんのですが、回答をお願いしたらと思います。 ◎伊賀悌二総務部長  まず、今回の機構改革の経緯を申し上げます。 平成21年に大きな機構改編を行っております。これは、行政改革の一環としてやっておりまして、課や室の統合で合併当初よりも3つ減らしております。これ以降でございますけれども、この見直しによりまして大きな課の枠組みの中で、相互協力のもとで業務を行うことで一定の効果が上がったと認識しておりますけれども、市民から見て業務内容がわかりにくかったこと、また、業務が広範囲にわたりまして課長が課員の業務、現状を管理しにくい面が生じることで組織内部の統制力が弱まり、迅速な意思決定が困難になること、あと国とか県から相当数の権限が移譲されております。これに伴いまして、職員個々の能力を超える事務に対応しなければならなくなったことなど、一部に弊害も出ているところでございます。このような状況を踏まえまして、課としてのまとまりを強め、迅速な意思決定とサービスを提供できる体制を整えるために、課を分けて適正規模にするとともに、平成29年開催の国体、それと建設課関係でございますけれども公共団地等も検討しております。それと、危機管理体制の強化、子ども・子育て支援新制度等、新たな行政課題に対応するため、室と課に格上げするとともに、新しい課を新設、結果的に現状に比べて5つの課がふえたわけでございます。 先ほど議員のほうからご質問がありました、まちづくり課を今回、建設課、それと都市整備課に分割いたしますけれども、これが先ほどのとおり工業団地等への対応が急務になっておりますので、今のまちづくり課ではなかなか対応できないということで、建設課と都市整備課に分けております。建設課につきましては土木、あと建築関係を主たる業務にしておりますので、以前も建設課をつくっておりますけれども、それに戻したわけでございます。 それと職員が、当然、課が5つふえますので課長がふえております。ただ、先ほど申し上げたとおり、国・県からの業務が相当多くなっておりまして、1人当たりの業務量が相当ふえております。現状でもなかなか対応ができなくなっておりますので、そこら辺も踏まえて職員も当然ふえざるを得ないということになっております。 今回、大幅な機構改革でございまして、例えば保育所関係では1階から4階に移ります。環境は市民環境課から市民課と環境保全課に分かれまして、2階に移ります。国体につきましても、生涯学習課から総務部ですけれども2階に移ります。ということで相当な、わかりやすく、ご迷惑も掛かると思いますので、3月の広報にその旨載せていただいて早くから周知したいということで、させていただいたわけでございます。 以上でございます。 ◆永井雅敏議員  ちょっと私、耳悪いのかしらんけど聞き取りにくいんでわからないんですけど、質問が該当していないかもわからんけれども、そこはこらえてもろたらと思います。そして、これだけの課をつくって課長が10人ふえるわけなんですけれども、たちまち議場が、今現状で手狭でございます。そして、後ろに5人も一遍にまとめて座らせたようなやり方をしております。そういうふうにしなければならない議場で、どのようにして全員入るんですか。話に聞きますと、質問の必要でない課長は外へ放り出しておくんじゃというふうなことを聞いておりますけれども、最初、皆さんをこう無理して入れるのはどういうことですかとお聞きしたら、皆さん議会に最初から最後まで、どういう進み方か、誰がどう言うのか、それをやはり雰囲気を知りたいということで全員入れますというふうな返答をもろとったんですが、これ3万四、五千人の市でこんな課が何で要るのか。これだけの課をそろえるんだったら50万人から100万人の市民の世界じゃないと必要でないと思うんです。そこらあたり、市民が減っていきよるのに何で課だけふやすか。そして議員は減少さしよるのに何で市サイドだけが、こう世の中に逆行することをするのか、そこらあたりがもういまだに、ちょっとこれもろてから釈然とせんのですけれどもね。必要性が全くわからない。何をすれば、担当をつければ、今までのような状態で担当をつければ済む。これは部長はふえていないんです、課はふえるけれども。そうしたら、1人の部長でそれだけの面倒が見られるということを、なぜ課長をふやすか。そんな必要性が何もわからない。そして、議員のほうも安井議長のときに2部に、2つにしましたけれども、これは今3つにしたほうがいいというふうな言い方を言われよります。それは、市サイドが3つに分けとるからそれに準じたほうがいいというふうな、議員の意見も今、出よるわけなんですけれども、非常にそういった組織の再編の仕方が、私はまずいやり方だなと思って感じよるんですが、市長はどう考えていますかね。 ◎伊賀悌二総務部長  私のほうから、ちょっと答えさせていただいたらと思うんですけれども、まず議会の対応でございますけれども、今現在、執行部側は一応30席、座ることができると聞いております。今回、課長が35人近くになります。5つぐらいふえます。当然5名は座れないわけでございまして、今、心配しているのは、例えば当初予算のときは当然、全部の質疑がありますから全員対応になります。それと、決算なんかについても当然、全課が対応になります。ただ、それについては、こちらのほうで選考させていただいて、出られない課については担当部長が責任を持って答えさせていただくということにしております。それと一般質問のときには、その一般質問があった課は当然出ていただきますけれども、そのほかの当然数人は余りますから、それについてはこちらのほうでまた、出席については選考させていただくような形にしております。 それと他町村の状況でございますけれども、類似団体といいまして、例えば県内でいいましたら八幡浜市とか大洲市、伊予市、西予市が人口からいったら同じぐらいの規模でございます。市長部局に限っていいますと、今回、機構再編後の市長部局が一応16課になります。例えば、八幡浜市でしたら17課、大洲市でしたら22課、伊予市でしたら18課、西予市では17課ということで、特に東温市が多いというわけではございません。 それと、行政改革といいますと組織を縮小するということも、行政改革の目的であるとは認識しております。ただ一方、組織を改編いたしまして、当然、組織を充実、拡充することも一つの行政改革であると思います。これによって市民サービスが維持、向上することが可能であれば、課をふやすということも一つの行政改革の目的の一つになると考えております。 ◆永井雅敏議員  ちょっとまだいまだに釈然とせんのですけれども、これはまた委員会ででもやらせてもらいましょう。この本当の必要性というのが、私には本当にわかりません。全くわからない。何で担当が、担当を今まで何とか係、何とか係いうのをつけよったのに、それをつけたんで済むのではないのかと思う部分がこれ相当あるんだけれども、ほとんど今、担当係をつけてやられとると思うんです。それで総括するのはもう課長が全部総括すればいいことであって、これ以上、今、私ら外部から見させてもらいよっても、ふやす必要のないあれだなと思うんです。国体が来る来ると言いよるけれども、これも今、担当の方が二、三人ついておられますけれども、その方で十分間におうとんです。さっちに国体に対して課をつくる必要はないんです。そこらあたりの扱いが、私は非常にまずいと思うんですよ。先ほどのさくら温泉ではないですけれども、必要でないものはつける必要がない。必要であればつくらないきませんけれども、私ら考えても説明を受けても一つも必要性を感じない。それが実感でございます。また委員会でやらせてもらいます。 市長、一言。 ◎高須賀功市長  私が就任したのは平成16年11月やったと思うんですが、その後、大きな改革したのは、さっき総務部長が言った平成21年やった。その後この6年間、世の中は大きく変わった。そしてご案内のとおり、スリム化せんといかんことはスリム化、本当、皆さんが言われるようにスリム化せんといかんことはスリム化しなければならない。行革検討委員会でも大分言って、最初の合併から5年間は採用を退職者の2分の1にしました。しかし、今は物すごい世の中が変わってきた。特に私が気になったのは、福祉行政が物すごい変わってきた。もう私らでは到底よう覚えません。あれだけ法律が変わったら。担当者でも大変だろうと思いますが、いずれにしろ、世の中が変わる。その変わった分で努力をしなければ行政サービスが落ちる。そのためには、ある程度の機構改革もしなければならない。このように私は思っております。 そして職員には、この3年間我慢してください。それは、国体が来ます。あるいは福祉が変わります。物すごい世の中が変わります。また新しく地域間競争が非常に激しくなってくる。そのためには皆さん頑張れ、頼みますということで、職員には言っております。あと3年たったら、職員の人には悪いかもわかりませんが、国土調査課も大分縮小するのではないか、もうわずかで事務が終わったら、わずかで担当のほうだけでいいのではないか。あるいは、国体ももう終わった3年か最後の、もう一遍しますね、障害者の、3年後の翌年しますが、それが終わったらもう国体はないんですけれども、減ります。そういうことで、今ちょっとの3年間だけ皆さん、3年か4年間だけ職員の皆さん頑張ってくれと言いよるんですが、皆さん方にもこういうことで非常に、市民の方にもありますが、世の中がちょっと変わりよるんでこういう提言をさせていただいて、これもプロジェクトをつくりまして、いろいろな若手の意見も聞いて、先ほど若手の意見も聞きなさいとか言ったんですが、若手の方、あるいは市民の方も名称と内容がわかりにくいわというようなこともございますので、こうような大改革といいますか、ある程度の編成をさせていただいた。そして、他の市町村を見ても、今、他のことを言うなと言いますけれども、部長が言いましたように、他の市町村の3万人から4万人の市町村と比べても課が多くないと私は理解しておりますので、ぜひ皆さん方にも今回、この編成につきましてご理解いただければと、このように思っておりますのでお願いします。よろしくお願いします。 ○山内孝二議長  ここで休憩をいたします。 再開は午後1時といたします。               午後0時07分休憩               午後1時01分再開 ○山内孝二議長  再開いたします。 質疑を続けます。 議案第13号について継続しておりますので質疑はございませんか。 ◆佐伯正夫議員  今、永井議員も言われましたけれども、私は執行者が、理事者がやることですから、別にそれに対する批判でも何でもないんですが、世の中の流れといいますか国のほうも、ご存じのように森政権の22省庁から10になって、大臣もそれだけ減らして、みずからが行政改革をしながら国民にも痛みをということで、ずっと何十年続いてきましたよね。市長も合併以来、本当に入るを図って出るを制すにも大変苦労し、そして頑張ってきておるということは、私は評価するわけであります。でありますが、せっかくそういう形の中でやってきて、今度、一遍に課が5つふえたということについて、先ほど総務部長のお話も聞きまして、それはそれなりにわからんことはないんですが、果たして課を5つもふやして、同じ、職員も努力によって三百六十数名、そういうふうに減らしてきて、人口も減ってきてコンパクトにできて、非常に合理化、効率化もできております。そういう部長の話は複雑に、いろいろな複雑なことがふえてきたということもわかります。でありますが、課を大分つくると非常にものの流れが壁をつくって、非常にうまく流れないというような民間発想でございますけれども、民間ではそういうことで、極力そういう課は少なく、ピラミッド型にして合理化、ここ10年、15年、本当に苦労して民間もやってきております。でありますので、やはり課、それよりも課長補佐か担当係長ということで、私はいけるんではないかなと私は私なりに考えているのであって、決してこの課をふやしたけんこれをどうこう言うわけではないんですが、世の中の流れに逆行しとるということは、私は思うんですよね。でありますから、またこの課をふやして、今度減すおりにはまた大変だというようなこともありますし、ものの流れが、結果が出ませんから、これからですけれども、ものの流れがかえって壁をつくっていくんじゃないかなと。今でも課長、課長は皆、壁をつくっていますからね。横の連絡は皆無であって、その自分の前の仕事は本当にこれほど熱心に課長、職員みんなが頑張っとるのは、僕は認めるんですよね。ただ果たしてそれが、総務部長が言いよるような形でいけるかなというような気がしていかんわけですよ。 市長、もう一回、すみません、その思いを。市長がトップですからつくったんだと思いますけれども、思いを簡単で結構ですから、狙いをお願いします。 ◎高須賀功市長  私は、やはり世の中は変わりよる、変遷している。そして、先ほども言いましたけれども、この3年か4年がもう非常に私にとっては、この10年間行政させてもらいましたが非常に大変であった。そこで適材適所、あるいは的確な行政機構をつくることも私の役目であると、このようにも思っておりまして、そして私が思うのは3年後、これは、課は国体課がなくなる。私が思うんですよ、私の考えです。そして国土調査課もなくなる。そして上水道と下水道も、ああいう今、一生懸命してくれよりますが、重信は上水道はもう終わった。これを上下水道課にするとかね。あるいは今度、今、一生懸命、私は建設課と今度、都市整備、これはちょっとあることを私なりに考えて、やはり工業団地とかあるいは商業団地とか、あるいはもう1つ、ちょっとあることを考えとるんですが、そういう発想の計画をやらすところと、実際に災害とか何か緊急にやるところと、まあ一緒でもいいと言われるかわかりませんが、そこら辺の機能分担でやるために、ぜひこの改革をして、3年後には私はまたもとどおりになる。今はやはり市民とか県民にアピールするためには国体課とか、あるいはそれぞれの福祉の分野とか何かの部分で、そういうことで皆さんにぜひご理解いただいて、この再編計画をご承認いただければと、このように思ってこういう編成をさせていただいたわけですが、ぜひご理解いただければ、このように思っております。 ◆佐伯正夫議員  今、市長が言うこともわからんことではないですが、課をつくらないかん理由がなかなかわかりにくいですね。国体があるこの期間中の課は、これは重要でありますし予算も相当ついてきますからわかるんです。ただ福祉が複雑になればなるほど、その係というのに責任を持たす形で統一するほうが、分けるとまた今、市民から見てもややこしくなるし、やはり効率化についても問題があるのではないかなと思います。 それと、1つ僕も全員協議会でお話を聞いたらいうんだけれども、ちょっとうかつに思ったんですが、この審議しよる折にもうこれがはや回っとる、市民にですね、ことについてはちょっと、副市長でも構わんので、ちょっと問題なのではないかなと、審議中ですよね、これ。ちょっと一言だけ。 ◎大西裕副市長  確かに言われるとおり、議会での審議をいただく内容について、事前に配付をさせていただきました。その経緯というのは、昨年の12月の全員協議会で機構再編、ここについての概要をお話しさせていただいて、そこで特段のご意見がなかったということ。それと、今議会でご審議をいただいた上で、本来でありましたら配付すべきところでございますけれども、この再編の内容を見ていただいたらわかりますように、市民にとりましては結構大きな変更の内容になろうかと思います。それで、最終日の19日の議決をいただいた上で市民に周知をするということになりますと、4月1日からの再編がされとって、市民が何もわからない状態で窓口に来られる状況が発生する、そういうことを危惧いたしまして、事前に配付させていただいたということでございます。 なお、もし仮にこういうことをご承認いただけないような場合におきましては、また改めてその対応させていただかざるを得んと思います。ただ、先走ったというふうなことのご指摘をいただきました部分については、十分反省いたしたいと思います。 以上です。 ◆佐伯正夫議員  先走ったとかではなくて、議会で審議しよる前に、どういう形であろうと市民にこれがもう流れておる、市民から、やはりさっき永井議員が言ったように、どうしたんだと、今、人口減っていきよるのに、それでましてや合理化して効率よくやらないかんのに、課をふやせば経費も高くなるし、どうしたんだというようなことが、議員にやはり問い合わせがあるんですよね。私はなかったんですけれどもね。そういうことを聞いたので、これはやはりちょっと問題があるんでないかと、余りにも議会軽視、議員軽視というか、じゃないかなと、こう思うんですよね。いろいろな問題がここもあるし、今までもありましたが、やはりこれはちょっと気になるところではありますね。もう回答は要りませんが。 ○山内孝二議長  ほかにありませんか。 ◆大西勉議員  この案件でありますけれども、12月に議決をしていただくというようなことですが、それまで待つと市民に伝達するのが遅くなるというのは、それは行政の仕事が遅いけんではないのですか、単純に言えば。もう1つ前のときぐらいにやっておけば事が済んでおったということで、私もこれ、たまげたんですね。といいますのが、うちの息子が組長をやっているんですね。うちは6日に委員会が始まる、地元のですよ、その前に28日にあるところもある。その前に配られておった。その点、大西さんどうしたんだろう、お父さんどうしたんだろうというて、答えようがないよね。ただ素朴な住民感情としたら、この世ときにふやすんかなと。僕は余り認識していないですわ、国体があるからふやすんだとか、ちょっと忘れましたけれども何かいろいろ言っていました、そういうことで、こういう理由でふやすんだと説明をしたいのに、その説明がもう既に遅いですよね、常会が済んでいるところもあるしね。ですから、19日の議決を待ってというのは、ちょっと私自身の議員としての説明責任も果たせないなというふうな、非常に残念な気がする。 そしてもう1つは、これ感情的な問題でありますけれども、やはり議会を軽視しているんではないですかね。やはり、僕はいつも言っていますけれども、いろいろな諮問機関とか相談機関がありますけれども、議会というものがやはり理事者側にとったら最大の諮問機関であるというような捉え方をしていただかんと、ひょいと頭ごなしにこういうことをやられますと、我々の立場がないということも考えていただきたいと思うわけですよ。そのあたり、どのように思われますかね。副市長でいいです。 ◎大西裕副市長  言われることは、ごもっともというふうに認識いたしております。確かに、佐伯議員、大西議員が言われるとおり、今回の件については深くおわびさせていただきたいと思います。 ◆大西勉議員  釈然としないというふうなことでありまして、ちょっと僕、頭の中で混乱しているんですが、6日に総会があるわけですね、総会があって、そこで議会報告をしたりいろいろするんですが、ちょっとまだ議決もしておらんことをこのようになるんだとぐらいのことでは、議員としての責任が全うできんなというふうなことで、そのように頭の中で考えておりますが、先ほど森政権でやったんか、僕は小泉政権のように思っとるんですが、省庁再編というのがありましたね。ちっちゃな政府ということでありまして。僕は常々思うんですが、ワンストップサービスといっていますよね。課がふえればふえるほど、この有機的なつながりが途絶えてしまうよね。やはりワンストップサービスというのは今後、行政上によって高齢化社会を迎え、非常に必要なことであろうと、自分自身で思うわけでありますけれども、そういう面でも、もっとスリム化できるんじゃないか。あえて、殊さら物事が新しいことが始まったからこれをつくらなければならないという法もないんじゃないかと。確かに、市長が言われたようにアピールと、東温市はこのように国体に力を入れとんぞというふうなこともわからんわけではないんですよね。そのあたり、ちょっと自分自身の中でまだ整理がついとらんということでありまして、特段ご答弁は要りませんけれども、やはり自分自身は非常に残念であるなというふうな気持ちがします。 ご答弁は要りません。 ○山内孝二議長  ほかにありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第14号 東温市行政手続条例の一部改正について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第15号 東温市総合計画策定条例の制定について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第16号 東温市附属機関設置条例の一部改正について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第17号 東温市地域審議会の設置に関する条例の廃止について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第18号 東温市教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例の制定について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第19号 東温市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第20号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第21号 東温市特別職の職員等の給与の特例に関する条例の一部改正について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第22号 東温市地域振興基金条例の制定について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第23号 東温市青少年問題協議会条例の一部改正について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第24号 東温市子ども・子育て会議条例の一部を改正する等の条例の制定について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第25号 東温市保育所条例の一部改正について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第26号 東温市子ども医療費助成条例の一部改正について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第27号 東温市介護保険条例の一部改正について質疑はありませんか。 ◆山内数延議員  介護保険料の金額、年額が出ておりますけれども、基準の月額は結局幾らになったか教えてください。 ◎水田一典市民福祉部長  現行では第4号7万4,300円のところ、月額換算にいたしまして6,195円、改正案では第5号8万3,500円で月額6,957円でございます。 ◆山内数延議員  非常に聞きにくいんですけれども、県下での順番でいったらどこぐらいになりますか。わかっとったら教えてください。 ◎門田千志保険年金課長  まだ正式に県から発表はございませんが、1月30日時点で、県で取りまとめた中では第1位でございます。 以上です。 ○山内孝二議長  ほかにありませんか。 ◆森眞一議員  介護保険料は今期と比べて何パーセント、全体で上がるのか教えてください。 ◎門田千志保険年金課長  全体でというのは県下でということでしょうか。 (何事か呼ぶ者あり) 東温市の保険料は、5期から6期にかけて12.3%の引き上げになっております。ちなみに県下で、先ほどの1月30日現在の取りまとめですが、県下で11.9%、県下全域でですね。ですから、同程度の引き上げ率と考えております。 以上です。 ○山内孝二議長  ほかにありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第28号 東温市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第29号 東温市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第30号 東温市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の制定について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第31号 東温市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例の制定について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第32号 東温市斎場条例の一部改正について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第33号 東温市農村環境改善センター条例の一部改正について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第34号 東温市景観まちづくり条例の制定について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第35号 東温市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第36号 新市建設計画の変更について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、議案第37号 土地改良事業に係る計画の概要について質疑はありませんか。 ◆渡部繁夫議員  ちょっと工事期間だけ教えてください。 ◎丹生谷則篤産業建設部長  27年度から着手しまして、28年度末に完了予定でございます。 (「28年度末」と呼ぶ者あり) そうです。 ○山内孝二議長  ほかにありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) これをもって質疑を打ち切ります。 ただいま議題となっております議案第4号ないし議案第37号は、各所管の常任委員会に付託いたします。 なお、委員会の審査の経過並びに結果は、その報告を待って審議することといたします。 別紙委員会付託案件表をご参照ください。 次に、日程第5、請願第1号ないし請願第3号を議題といたします。 ただいま議題となっております請願3件は、会議規則第141条第1項の規定により、所管の常任委員会に付託いたします。 なお、委員会の審査の経過並びに結果は、その報告を待って審議することといたします。 別紙委員会付託案件表をご参照ください。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 10日は午前9時30分から本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。               午後1時23分散会--------------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 東温市議会 議長   山内孝二       議員   松末博年       議員   丹生谷美雄...